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パラン・パラン(スエナリ)

第2回 子年

昭和23年生まれのわたしは、今年は年男になるのです。
また、還暦というのにも当てはまります。
そんなわけで、昨年9月伊勢神宮にいってきました。
42歳の時は小学校の同級生20名ぐらいでバス貸しきって行ったのですが、
今回はお呼びがかからなかったので、妻と二人で行ってきました。
当地ではそんな慣習があるのです。

その頃はまだ、賞味期限、冷凍問題が起こってない時だったので、
「赤福」店内は大盛況でお客さんは引きもきらずでした。
店の横並びに蔵を改造した記念館があり、
そこには、赤福の発展と苦難の歴史が年表になっていました。
こんどはそこに、平成19年賞味期限、冷凍問題で、
世間を騒がさせると書き加えられることでしょう。

中部圏の高速エリアの売店のレジ横には、深夜になっても、
山になって積んであったのを覚えてます。
いまどき冷凍物じゃないものを探すの大変なご時勢です。
美味けりゃいいじゃないかと。
食品製造では常識になってるのではないでしょうか?
従業員は皆知っている(家政婦は見たじゃないですが)。

いろんな問題が明るみになる端緒というか原因はどこにあるのか、
内部の権力争い、私腹肥す一族への嫉妬、利益(わけまえ)の偏り等、
不均衡の状態からの修正が働くのでしょうか。

1月3日は父の命日です。
56豪雪時だったので、病院から父を乗せた車は8号線からは家ヘ向えず、
遠回りして帰ったのを覚えてます。
母も7月3日(暑い日で5年前)です。
父は白血病、母は心臓肥大でした。
わたしは2000年に肺の左下半分を盗られました。

2008/01/03