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きまぐれ ぱんち。(RINA)

第5回 見る目がありますか?

もうすぐ2月、受験シーズン真只中です。
周りの友達もバタバタしはじめました。

学校も特別編成授業となりました。
ひたすらいろんな大学の過去問を2時間使って解いていますが、
受ける学校は人それぞれ。
ほとんどは自習の時間となっています。

大体半分が既に進路が決まっている私のクラスでは
まず配布された過去問のプリントをやり、
あまった残りの時間はボーっとしている子でいっぱいです。

そんな中、国語の先生が
ボーっとしている時間がもったいないということで新聞のコピーを配り始めました。
世界のこと、日本のことをもっと知ろう!と配られた新聞のコピー

いろいろな記事を読みました。最近、多いのが不二家の記事。
賞味期限切れが発覚してから
1つ出てくると芋づる式で、出てくる、出てくる。

チョコレートに蛾や幼虫が入っていたり
落ちたものでも3秒以内に拾えばOKという3秒ルールが工場内で使われていたり・・・

安心しきって何でも食べてしまっている自分達。
食事中、もしこの中に変な物が入っていたら・・・なんて考えるだけで怖いです。

自分が食べたら・・・とか考えたことあるのかな?
というよりも1回自分で食べてみて!と言ってしまいたくなります。
どんな気持ちになるかわらない人なんているのかな?

一方で過剰なマスコミの報道も気になるのです。
元パート従業員が激白!なんて言っているけれど本当かぁ?と疑っちゃうのも事実。
まさに半信半疑です。

でも、3年くらい前にレンタルビデオショップでもらった
不二家の棒付きキャンディーを食べていた時に
口の中で何か変な感触がするものがあると思い出してみたら、
ビニールが出てきたことがあります。

そんなことがあったからこそ、
どれが本当でどれが嘘かわからないこと。
真実がわからないこのことが一番怖いことかなと思います。
買う側と作る側の信頼関係で成り立っているのにも関わらず・・・

テレビの情報にしても耐震偽装問題にしても同様ですが、
与える側と与えられる側、そのどちらもお互いを裏切ってはいけないと思うし、
なぜ当たり前のことができないのかと私は思ってしまうのです。

2007/01/28