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アジアに魅せられて(おにぎりパクリ)

第10回 子育て① じゃれつき遊び

今、私は、4歳の娘と1歳半の息子がいます。
例によって子育ての本を何冊も購入して
読みましたが、結果自分に身についた原則は
数点です。これから数回にわたって私が
勉強になった子育て法を紹介します。

まずは、「抱っこ」と「じゃれつき遊び」です。
特に父親にとって子供と遊ぶ中で、なんといって
もこの二つを徹底することが幼児教育のポイント
だと感じるようになりました。

「子供の脳をきたえる「じゃれつき遊び」」に
こんなことが記載されています。

「WHO(世界保健機構)の母子保健部長だった
マーク・ベルシーさんを日本にお招きして、子育て
の世界の知恵についてお話をうかがったことがあります。
このとき、ベルシーさんが話した子育ての世界の知恵は、
なんと「ボンデイング」と「アタッチメント」です。
私の理解では「抱きしめ」と「こちょこちょ」です。
このふたつが、子育ての基本であり、また、さまざまな
問題を解決してくれるというのです。」

とかく親は知育を伸ばそうと考えがちです。その結果、
早いうちからの早期教育などに手を出す傾向にあるのだと
思います。そのための幼児教育として例えば水泳や音楽、
語学などたくさんのサービスを与える方もいます。

まず一番必要なことは、子供が興奮して夢中になれるような性格、
体を整えることです。

前述した本で記載されている「じゃれつき遊び」は
「さつき幼児園」にて24年間続けているそうです。

くすぐったり、抱っこ、おんぶ、追いかけっこ、肩車、
たかいたかい、ジャンプ、レスリングなど体が触れ合う遊び
ならなんでもあります。家でも原っぱでもどこでも出来ます。
一度子供が嵌まると、同じ遊びを何度も求めてきます。
疲れなど知らず、起きている間はずっとです。

私は子供が常に興味を持ち、集中できる性格、環境作りが
子育ての基本にあると考えています。従って、まずは「抱っこ」と
「じゃれつき遊び」により親の愛情と全身使った遊びを共有する、
まずはこれが重要だと思っています。
(ちなみに、まだ子供が小さく、じゃれつき遊びをやっている結果は
出ていませんが、少なくとも、引き締まった体作りとパパとの絆は
しっかりと作れているのかなあと思っています。
反面、周囲から抱っこのし過ぎ、子供が甘えん坊過ぎるとの批判も
受けていますが・・・。)

2011/05/08