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シンセンな暮らしの中で(ムツコ)

第15回 ある日の買い物

友人のプレゼントを買おうと
深センの税関を出てすぐのところにある
「羅湖商城」にいって来ました。

ここはいろんな意味で有名なところですが、
正直あまり行きません。

いろいろな雑貨のお店が数多くあつまっていて
時間がないときは一回りすれば
何でもあるので便利ともいえますが、
その反面、
外国人なれしていて、
かなり高く売っているのでとても嫌な気分にさせられます。

まず、大判のスカーフを買おうとお店へ
とてもきれいな柄で気に入ったので値段を聞くと
店員:「230元」
高い!!
私:「じゃ、2枚」
店員:「450元」
私:「高いよ。まけてよ」
店員:「じゃ、430元」
なんなんだその中途半端な値段は。
私:「200元にしてよ。200元」
店員:「何いってるの。これはいいものなんだよ等々、じゃ230元」
私:「200元じゃないと買わない」
店員:「いいよ。200元で」

というやり取りがあり200元で買うことはできたのですが
その後、店員さんがうれしそうに名刺を渡してきたので
これは「負けた」と思いました。

なぜって、それはきっともっと安くできたから
もっと店員さんにやな顔されるくらい
値切らなければ、本当の値段ではないはずです。

2007/02/25