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Cafe MIMIK(MIMIK)

第34回 Q銘柄とのつきあい方(1)

「Q銘柄」という言葉があります。
私は中国株に投資して、かれこれ6年以上立ちますが
昨年までQ銘柄を意識することはありませんでした。
Q銘柄というのは、言うまでもなく邱永漢先生が推奨する銘柄です。
もっとも御本人は、発言しているのみで、推奨しているとは思っていない
かもしれませんが。

昨年ぐらいから、このQ銘柄を強烈に意識するようになりました。
ホルダーになってしまったということです。

中国株式市場全体が下がっているので、Q銘柄の成績もふるいません。
でも、銘柄を買ったのは自分の責任ですね。
それに、この時勢、新しく何を買っても下がっています。

このQ銘柄は数々あります。それに毎回、邱先生が投資視察団を組織
されて、視察に行くたびに、新たな銘柄が産まれるような状況です。

Q銘柄には、古くは「北京国際空港」「ピルキントンガラス」
のうような大型株も選定さていましたが、最近は小型成長株ですね。
邱先生の勧めで中国株で購入した人で、大儲けした人には、この時代の人
が多いみたいですね。

最近のQ銘柄小型成長株は少し注意が必要なことがわかりました。
最近のQ銘柄の代表例をあげると、
山東墨龍(568) 石油掘削関連設備製造
山東羅欣(411) 薬品製造販売
があります。
もちろんQ銘柄は、これだけではありません。代表例です。
どういうところが、代表的かというと、株価の動きです。

2008/07/09