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Cafe MIMIK(MIMIK)

第32回 ブラジルへの投資をはじめる

今年は、日本からブラジルへの移住100周年ということです。
神戸は、ブラジルへの移民船が出航した港でもありますので、
関連イベントが多く、移住100周年を意識することがあります。

現在の、JR元町駅を山側に出て鯉川筋という通りを登り切ったところに
「移住センター」という建物があります。ここは、移住者の人が、移住前に
宿泊した施設とのことです。移住者の方には、想い出の建物であるらしく
保存活動が実って、本来のその用途がなくなった今も、姿はそのままで、
残っています。

実は、私の生活の中で、ブラジルは切っても切り離せないのです。
音楽です。いつもブラジル音楽を聴いて暮らしているのです。
ブラジリアン・ポップス ボサ・ノヴァ 
我が家でも、このCAFEでも、いつも、ブラジル音楽が流れて
いて、ポルトガル語で満たされているのです。
いまもし、アントニオ・カルロス・ジョビンの音楽がなければ、
この生活は味気ないものになっているだろうなと思います。

ところで、ブラジルは、ゴールドマンザックスにより成長著しい「BRICs」
の一国として持てはやされ、投資の世界でも注目を浴びています。
私は、海外投資を趣味としているので、当然、ブラジルもその対象に
入ってきますが、これまで投資したことがありませんでした。
BRICsで言うと、私の投資先は、中国が100%以上を占めます。

そんな私の生活を支えるブラジルにも少しは投資したいと思うようになりました。
日本からブラジルへの投資は、現在、アメリカン証券取引所のADR、ETF、
日本でも買える投資信託があります。

ADRなら ヴァーレ(リオドセ) 
http://finance.yahoo.com/q?s=rio

ETFなら MSCIブラジル指数
http://finance.yahoo.com/q?s=EWZ

投資信託なら、
HSBCのブラジルオープン 
ブラックロックのラテンアメリカ株式ファンド
この2つ、保有株が少し違います。
ブラジル株というと、ペトロブラスやヴァーレを大量に組み込んでファンドが
多いのですが、HSBCの方は、内需関連の銘柄も多く組こんでいます。
また、ADR中心からブラジル現物株かということでも違います。

最初は、投資信託を少し買って、値動きと銘柄の勉強をしようかな。

やはり興味があるのは、サンパウロ証券取引所で売買される現物株です。
でもよくわからないのです。証券口座は、日本人でもつくれそうな気がします。
これだけ日本にブラジル人が多いのだから、調べてみようと思います。

2008/06/27