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Cafe MIMIK(MIMIK)

第9回 Cafe MIMIKの100枚をはじめます

東京・四谷のジャズ喫茶「いーぐる」
の店主 後藤雅洋さんが、
「ジャズ喫茶四谷「いーぐる」の100枚」(集英社新書)
を上梓さました。
「いーぐる」は、四谷駅近くの新宿通り沿いにある店です。
ジャズ喫茶にも誰もが知る名店があります。
「いーぐる」もそのひとつです。
この本は、「いーぐる」におけるジャズの名盤100枚を
紹介するもので、後藤さんの溢れる思いと偏見に満ちあふれて
います。以前、後藤さんの文章で、「自宅で良く聴く」名盤
なんていう表現もあったので、そういうものは含まれていな
いのでしょう。

ジャズ喫茶という言葉は、
現在では古語かもしれません。
音楽を聴かせることを目的とした音楽喫茶は、
私の好きな空間のひとつです。
私は日本各地を旅したときに、この各地に残っている
ジャズ喫茶を訪れることを楽しみにしています。
岩手県一関にある「ベイシー」はジャズ愛好家の巡礼の地
になっていますが、私も仙台へ行ったときに、こんな近く
に来ているのだと思い、新幹線の乗っていってきました。
今から思うと決して近くではないのですが。
全国的にジャズ喫茶は、少なくなってきているようですが、
新たに開店する店もあります。
きっとジャズ愛好家の中には脱サラしてジャズ喫茶を
経営するというのが夢の方も多いのでしょう。

そうだ。
CafeMIMIKも音楽喫茶的なCafeでもあるので、
「いーぐる」の100枚に倣い、
Cafe MIMIKの音楽を紹介する100枚を書いてみてはどうだろう、思いました。

Cafeでおかけする音楽は、ジャズに限りません。
ジャズ、クラシック、ブラジル音楽、タンゴ、シャンソン
と様々です。ですが、どのようなジャンルであれ
ヴォーカルが入った曲はおかけしません。
言葉というのは、頭に入っていて、会話や思考の妨げに
なるからです。そういう意味では、純粋な音楽喫茶では
ありません。

それでは、CafeMIMIKの100枚の1枚目は・・・・

2008/01/18