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出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)

第67回 中国の麗しの街、麗江。

こんにちは。倫敦パンダです。

現在中国に滞在の方や
中国に詳しい方が戸田ゼミには
結構いらっしゃいますね。

他の方と比べれば、あまり多くない
中国旅行体験ですが、
長い間、憧れて訪れた街、
麗江(れいこう)を紹介します。

麗江は、中国の西南部地区の
雲南省に属します。

北京からの乗換えで約5時間程。

麗江を訪れたいと思ったのは、
独特の少数民族の文化と
民族衣装に興味があったから。

一言で言えば、麗江は今まで
訪れた中国の大都市とは対照的。

高層ビルの変わりに、ねずみ色の
瓦屋根の家がひしめきあって建ってます。

人々は、大変親切で、のんびりしており、
町全体も、川を中心に、ゆったりと時が流れる
感じが数日の滞在でもわかります。

道端では、野菜や果物の量り売りを
している少数民族のナシ族の
おばあちゃん達をみかけました。

日本でも馴染みのある
みかんを買ってみました。

甘くて、美味しかったですよ。

宿泊は、ナシ族の色取り取りの
民族調作りの三階建ての
木造りの宿に泊まってみました。

標高2400Mに位置するので、
朝夕は、とても寒いです。

訪れた昨年10月では、
まだ暖房の施設が使え
ないらしく、かなり夜は
冷えました。

星は4つだったんですが。

宿泊先は、観光名所の古城と
よばれる昔ながらの木造りの
家々が沢山お店をだしているので、
石畳の曲がりくねった路を
流れにまかせて歩いてみました。

四方八方、くねくねしており、
方向音痴でも、分からなくなったら
同じ道を逆に歩いてみるだけなので、
とりあえず、気にせずに歩いてみました。

柳の木が所々にあって、
風が吹くと、ゆらゆらゆれ、
古城は川で囲まれているので、
その川で野菜を洗ったり、
洗濯をしている姿もみました。

水は、透明でとても綺麗でした。

ここは、完全に昔にタイムスリップ。
自分が中国にいる感じも全くせず、
時が止まって、自分がどこに
いるのかも気にしなくなる不思議な街。

人も、あまり商売っ気もなく、
お店を見ても押し売りは
無かったです。

麗江の人は、とてもおしゃれで、
色がとても鮮やかで綺麗な色の
洋服をまとっていました。

倫敦パンダも、民族衣装的な
上着を2着購入。

値段もとてもお手頃でした。

夜は、ナシ族独特の民族生演奏を
聴きに20時から行ってみました。

中国楽器はよく分からないですが、
人間国宝と呼ばれるナシ族の男性が
楽団の説明とナシ族の誇りの言葉を
使って自分の教え子の一人である
女子学生が歌を披露してくれました。

胡弓、びわの音色が疲れた
体を和ませてくれぐっすり
眠れました。

ナシ族は、トンパ文字といって
絵文字の文化があります。

とてもかわいいのですが、
存在の危機があって、
世界各国からの寄付で
学校を維持してます。

日本の民間からも援助を
受けており、その写真も
見ました。

意外にもヨーロッパ、北米で、
トンパ文字を紹介している
博物館があり、各国で熱心に
研究されているようです。


その影響もあるのでしょうか、
結構な数のフランス人、ドイツ人、
アメリカ人の団体旅行者に連日
会いました。

遠い、ヨーロッパ、アメリカからも、
遙々旅行者が訪れる街、麗江。

倫敦パンダにとっても、
やはり魅力的で、想像した
以上に美しく心の印象に
残る素敵な街でした。

○ ワンポイント 麗江の自然トイレ遭遇!!

麗江は、街の景観が素晴らしく世界遺産登録
されている街ですが、公共のトイレにビックリ!
玉泉公園での公共のトイレにはドアが
ついてません。個室ですが、仕切りが付いているだけ。
いろいろな噂のある中国のトイレ事情ですが、
まさか麗しの街で「自然トイレ?」にお目にかかるとは
思いませんでした。いやはや、なんでも体験の連続です!(笑) 

(2007年12月21日)

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