戸田ゼミ通信アーカイブ トップページ >> 出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)

出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)

第64回 イギリスと日本の交流会再結成。

こんにちは。倫敦パンダです。

滞在先のブリストルで、
イギリスと日本の日英友好の
為の交流クラブが有りました。

ヨーロッパやアジアの友人達から
日本に対する好印象を知ってからは、
自然と交流クラブを思い出したんです。

その交流クラブの名前は、
「Japan Club」

ブリストル大学中に、友人H子が
代表で、交流クラブを結成。

お気軽にイギリス人と
日本人の情報交流場
として作られたようです。

倫敦パンダが、ブリストルに
滞在前からイギリスと日本の
交流運営活動が活発で
定期的に集まりがあったようです。

どんな人が集まって来たかというと。。。

イギリス人側からは、
日本に興味をもっている人、
日本で旅行、仕事をした経験のある人、
日本文化、日本食、日本語に興味のある人等、

日本人側からは、
イギリス人の友人を作りたい、
日本人の友人の輪をもっと広げたい、
イギリス滞在中の日本人同士の情報交換
イギリスの語学学校情報交換
イギリスの日常生活滞在中の相談事項、

H子が大学を卒業後、日本帰国日が
決まってたので、代表権をH子から
日本好きな社交的なイギリス人夫妻に。

H子から交流クラブの存在を
聞いてましたが、H子が帰国後、
倫敦パンダ自身が、イギリスと
日本に関する交流を結成する
事になるとは、全くの予想外。

実際に、H子帰国後の交流クラブの状況を
確かめてみると、クラブの主旨が変わり、
あまり定期的に活動してない様子。

その頃は、交流クラブも事実上は、
名前だけの存在になりつつあったんです。

恩師やイギリス人の友人に何気に
その話を持ちかけた所、代表権の
イギリス人夫婦を良くご存知との事。

彼らと恩師や友人を通じて、
自分の考えを伝えたところ、
快く代表権を譲るとのこと。

代表は、イギリス人の友人に
なってもらい、倫敦パンダは、
主に日本人の後方支援に。

こうして、交流会の再結成がスタート。

イギリスと日本の交流の場を設け、
平日の夜、月に一回、テーマを
決めて交流活動開始。

当初、肝心の集まりの場所が
決まらなくて頭を悩ませました。

恩師の知人が教会の一部で
あまり利用してない部屋を
無料で貸して下さる事のお話が。

その好意に甘え、室内以外の
光熱費、お茶代、テーマによって
掛かる費用や講師を呼んだ場合は、
交流クラブの参加費の積み立て費
から賄う事にしました。

参加費は、毎回一人1ポンド(約200円)。

ウエルカムドリンクは、
紅茶とビスケットでのスタート。

スタート当時は、関係者だけだったので、
5-6人でしたが、チラシ配りとか
日本人留学生に声を掛けたら
定期的に、15名ぐらいになりました。

当時のテーマで人気だったのは、
やっぱり、食に関すること。

日本食テーマの時は、
日本人の友人にも手伝って
もらって、各自一品日本食を
持参してもらいました。

タイ料理のテーマの時は、
タイ人の友人を講師として、
タイ料理を持参してもらい、
タイのとても綺麗な野菜
カッティングの実演披露を
してもらいました。

食べ物のテーマの時は、
30名ぐらい集まりました。

やっぱり食の交流は、話の話題の
題材にしやすいし、通常より
おしゃべりにも拍車がかかり、
沢山友人の知り合いが出来たり、
情報交換が活発になったようです。

まさに、食は、国境を越えて
世界共通の輪!をつくるんですね。


○ ワンポイント ロンドン下町の訛りは、コックニーアクセント。

ロンドン近郊の東部地区のロンドン下町では、
コックニーアクセントと言われる訛りがあります。
独特のコックニー表現が存在し、通常のイギリス人でも
発音も聞き取りにくく、コックニー辞典もある程。
かの有名なサッカー英国代表の○ッカム選手もコックニー
アクセントの持ち主。英国では、発音や使う単語で
階級や教養がすぐに分かると言われてます。
日本人訛りの英語は、一つの個性だと思うので、
発音以上に、むしろ、ユーモアーを取り入れた
会話内容で、話を弾ませるのも手かもしれませんね。
常に課題となってますが。(苦笑)

(2007年11月30日)

筆者トップページへ戻る

アーカイブトップページへ