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出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)

第59回 親友、遠方より来たる。日本からイギリス編。

こんにちは。倫敦パンダです。

海外に長期滞在すると、
現地の友人達は勿論の事、
日本の友人達の存在が
とても懐かしく大事に思えます。

イギリスだと通常9時間の
時差があるし、なかなか物理的に
会えないし、携帯もメールも
普及前だったので、なお更
強く感じた気がします。

滞在が、1年以上過ぎる頃、
周囲の日本人の友人達には、
はるばる日本から家族や
友人が遊びに来ていたので、
ちょっと羨ましく思ってました。

以心伝心か!!
日本より親友が来てくれる事に。

高校時代からの親友の一人。
愛称は、「ビーバー」

笑うと前歯がビーバーの
様で可愛い理由で付いた
ニックネーム。

親友とは、仲良し3人組みで
渡英前に香港、マカオ、パリ、
ブリュッセルに一緒に行った仲。

今回が、親友にとっては
初めてのドキドキ一人旅。

たった一人で勇敢にもわざわざ
イギリスまで来てくれた事に
心底嬉しく今でも忘れられ
無い程感動したものです。

渡英前は、「遊びに行くからねー」と
声を掛けてくれた友人が沢山居ました。

現実問題として、地図上は遠いし、
お金も掛かるし、社会人だと
まとまった休暇もとりにくい等で
タイミング的に厳しかった様です。

その頃は、ロンドン在中の友人達と
知り合いになった事もあって、
観光案内役も何とか一人で
出来る様になってました。

主な大枠のロンドン観光名所は、
バッキンガム宮殿、ナショナルギャラリー、
テイトギャラリー、大英博物館、V and A博物館、
ロンドン橋、ビックベン、ハロッズ、
ロンドン中華街、ソーホー、
ピカデリーサーカス周辺等。

バッキンガム宮殿の衛兵交代を
見物に行った時に運悪く交代見学無。

その割りに衛兵の様子が普通じゃないので、
しばらくその場にいたら、エリザベス女王を
乗せた黒塗りの車がバッキンガム宮殿に。

「きゃー、女王様だわ!」と二人で興奮。

黒塗りの車2台のうち2台目に
搭乗されてました。
一台目は護衛用なんですね。

遠目でしたが、品の良い女王様は、
黒いお帽子とコートを御召になってました。
しっかりと目に焼きつけました。(笑)

上記観光名所以外には、
セントポール大聖堂、
ケンジントンパレスへ。
滞在先のブリストルにも
足を運んでもらいました。

当時、生前ダイアナ元皇太子妃が
住んでいたケンジントンパレスの
庭園が素敵で一緒に写真を撮ったり。

勿論、英語だけど当時人気のあった
「レ ミゼラブル」のミュージカル鑑賞も
良い思い出になったようです。

ミュージカルは、日本と違って
とてもお手頃な値段で気軽に見れます。
当時学生だと、5ポンド(約1000円)
通常の席は、15ポンド(約3000円)
高額な席は、50ポンド(約10000円)

チケットは、上演される劇場で
直接かチケット専門を扱っている
チケットボックスで購入出来ます。

劇場で直接購入した方が、
座席も良い席を選べましたね。

倫敦パンダ自身もすっかり観光客気分。

日々の厳しい勉強から
開放され、親友との時間を
思いっきり楽しみました。

実際に親友と話していると
イギリスに居るのに夢の中で
親友と会っている錯覚が。

「夢じゃないよね?」と親友に
変な質問をしたのを覚えてます。

親友が帰国する時には、
やっぱり淋しくなったけれども、
もう少しイギリスで頑張ってみようと
とても励みとなりましたね。

いろんな場所で出会って、
知り合いになった友人達は
とても貴重で大切。

特に心の通じ合った友人達とは、
電話一本でいろんな悩みの
相談を聞いてくれる有り難い存在。

友人達を見習ってちょっとした事でも
人の役に立てる行動を心掛けたい
ものですね。


○ ワンポイント イギリス式ジェスチャーで魔除けの方法。

イギリスでは、身近な出来事で起きた良くない事を
回避する為の魔除け的なジェスチャーがあります。
必ず木製品じゃないと意味が無いようですが、
身近にある木製品に手を触れながら、Touch wood!と
言って魔除けのおまじないをします。
木製品と魔除けとの関連性は分からないですが、
なんだか面白い組み合わせだと思いませんか?

(2007年10月26日)

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