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出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)

第44回 バグパイプの音色に誘われて。エジンバラ編。

こんにちは。倫敦パンダです。

ブリストルから、片道8時間かけて
バスで行った先は、スコットランドの
首都エジンバラ。

イギリスの正式名は、グレートブリテン及び
北アイルランド連合王国。

かなり長いんで、びっくりしませんか?

イングランド、ウェールズ、スコットランド、
北アイルランドの4つから成り立ってます。

昔は独立国だったスコットランドの
面影をのこし、イングランド国内の風景とは、
全く違い、別な国に来ている錯覚を覚えます。

街の中心地からは、どこにいても、
バグパイプの音色が聞こえてきます。

タータンチェックのスカートのような
正式衣装を身に着けた
バグパイパーの男性が
パフォーマンス。

音楽大道芸人達は、音楽に理解のある
主にヨーロッパ各地で演奏をしながら、
旅を続けてお金を稼いでいる人がいます。

日本でも最近見かけませんか?

プロぐらい上手い人もいるし、
全くの素人程度の人もいます。

またロンドンには、バスカーズと言って
バイオリン等の弦楽器を演奏する
クラッシックの音楽芸人がいます。

ロンドンの地下鉄では、バスカーズたちを
保護する動きがあって、演奏を奨励してます。

こういうところが、イギリス人の文化人として
寛大な心意気だと感心します。

気に入った演奏の場合には、
演奏者の前にある空き缶に
お金をいれてます。

エジンバラの街の話に戻しましょう。

街から近いところに、スコットランド城があり、
そこから街全体を見渡せます。

お城に上ると緑が街を囲っており、
古い中世時代の建物と現代風の建物との
風合いが見事に、街と調和されてます。

イングランドとの違いもあり、
面白い独自の主張?があります。

まず、紙幣がイングランド国内とは、
違ってスコットランド銀行で発行。

通常のイギリスの代表的な紙幣は、
エリザベス女王の顔をプリントしている
英国銀行発行のもの。

スコットランドは、数箇所の銀行でも
お札を発行しており、これらは全て
英国国内では使用可能です。

ただし、英国外では、スコットランド紙幣は
使えませんので、ご注意を。

スコットランド訛りの英語は、
かなりきつく、例えるならば、
アメリカの西南部的英語。(笑)

発音は、個性的で?かなり抑揚が強く、
なぜか外国人の倫敦パンダでも
聞いていると吹き出してしまうほどです。

人は、大変親切で、愛すべき国民です。

どこの国でも、北の地方の人は、
口数が少ないけれども、「心は温かい」
と勝手に自分ルールがあったりします。

食事は、名物料理のハギズが強烈!
ホルモンを固めて煮込んだもの。
好き好きわかれると思います。

エジンバラの風物詩として、
8月の一ヶ月間に、ミリタリータトゥという
「軍隊パレード」の大音楽祭があります。

タータンチェックの正装に身をまとい
街中音楽であふれるそうです。

日本では、セントアンドリュースのゴルフコース、
スコッチウイスキーとしてスコットランドの印象が
強いと思いますが、意外と音楽も
外せない素敵な顔の街でした。

○ワンポイント ネス湖のネッシーとご対面?

昔から不思議な生き物の一つ、ネス湖のネッシー。
湖の周りは、森に囲まれており、とても静か。
行ったときは、霧がかかってましたが、
妖しげな影を発見!シャッターは押せませんでしたが、
あれは、ネッシーだったかな?人々の想像をより駆り出させる
土地柄でした。ネッシー騒動当時は、かなり観光地として
栄えたそうです。ネッシーは、存在するのか?ご想像にお任せします。
本物に会えなかったので、ミニネッシーと写真を撮りました。(笑)



(2007年07月06日)