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出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)

第33回 訳ありクラス分けテスト

こんにちは。倫敦パンダです。

初日の登校日。

まず、始めにクラス分けテスト。

渡英前に、様々な留学体験雑誌等で、
情報を得ていたので、訳ありテスト回答で、
試験に臨みました。

レベルは、高校卒ぐらいの
マークシート方式。

おそらく日本人ならほとんど
上位のクラスを狙える位の問題。

でも、あえてそれをしない
理由がありました。

一般的にヨーロッパ人と比べて、
英文法が得意な日本人は、
テストの結果で上位クラスに
行く事が多いのです。

せっかく読み書きが出来ても、
討論の多い授業で、会話が聞き取れず、
全く授業に追いつけない
酷な状況に陥りやすいからです。
(会話に問題の無い人は別ですが。)

あえて回答を調整し、
一番初級のクラスから
学ぶ事を選んだのです。

えー?時間の無駄?
愚かな選択?

いろんな意見があるかと思います。

日本人学生は、数ヶ月前から
来ている上級クラスに数名おり、
新入の日本人学生は、
倫敦パンダのみ。

クラスは、最大8人のところ、
初級のクラスは、ドイツ人、
トルコ人との3人でした。

初級クラスでの満足なスタート。

初級と言っても学校自体が
一日6時間、週30時間の
集中語学学校。

普通の語学学校は、
半分の週15時間。

非英語圏の外国人が
イギリス大学入学前に、
ブラッシュアップで学ぶ為の
レベルの高い語学学校だったのです。

ほとんどの学生、特にフランス人、
ドイツ人達を見ていると
英会話の不自由さを
感じられませんでした。

当初、どうして普通に英語に
支障が無いくらい出来るのに
語学学校に通学しに来ているのか
とても不思議でした。

「先が思いやられるなー」と思いましたが、
初日にテストの席で隣だった、
おしゃべりなイタリア人と
友達になりました。

友人が出来て一安心。

やれやれ、先行き明るいのかなぁ?
一日のクラスが、終わる頃には、
早速、英作文の宿題が出ました。

今頃になって、時差ボケがやっと
回ってきたのか、偏頭痛を
強烈に覚えた初日の登校でした。

○ワンポイント コーチ(バス)には、お犬様も一緒で。 
                         イギリス編。

イギリスは、動物愛護の強い国です。そして、とても犬好き。
普通のお犬様が、大人と一緒に切符を購入してもらえれば、
人間様同様、問題なく、ローカル路線のコーチに搭乗可能。
お犬様は、目的地まで騒ぐことなく、公的なマナーを守ってます。
日本で言えば、盲導犬ぐらいおとなしく、躾が行き届いてます。
日本の人間様も少しは、イギリスのお犬様を
お手本に見習ってもらいたい、今日この頃ですね。

(2007年04月20日)

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