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出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)

第24回 憧れのベルサイユ宮殿へ。

こんにちは。倫敦パンダです。

今、日本ではマリーアントワネットの
映画が上映されていますが、
その舞台となったベルサイユ宮殿に
パリ滞在中に行って参りました。

宮殿は、パリ郊外にあり電車で、約1時間。

実は、少女漫画「ベルサイユのばら」の
大ファンで、憧れのベルサイユ宮殿に
足を踏み入れたとき、ぞくぞくと鳥肌が
たった程、感動しました。

その贅沢をつくした宮殿は、
ヨーロッパ中でも、類が無い程、
「ため息の出る」素晴らしさでした。

特に、「鏡の間」が豪華絢爛!

ここは、第一次世界大戦終結後の
「ベルサイユ条約」の調印場所
としても有名。

凝ったシャンデリアと数十個の鏡が
アーチ型に対称にそれぞれ並んでおり、
大理石の柱と金の装飾で、囲われた部屋。

宮殿は、当初17世紀、ルイ13世が
狩猟用の館の隣に小規模な城を
建てた事から始まってます。

17世紀から18世紀の間にルイ14世が、
豪華絢爛な宮殿に変え、ルイ15世が
手を加え、宮殿を内装大改造したようです。


その後は、ルイ16世が受け継ぎ、
現在の豪華な宮殿に仕上がって
いったようです。

アントワネットが、オーストリア皇女時代を
過ごした、シェーンブルーン宮殿を
見本とされた王妃の居殿や内殿は、
実家以上に贅沢な調度品で
埋め尽くされてました。

宮殿は、三階建てで、いろいろな部屋に
分かれています。宮殿から離れた別棟に
展示開館されている館を自分の足で歩いたり、
専用電車を使って、回ることも出来ます。

最低でも、半日は必要です。

日本語解説のオーディオも有料貸し出し可能。

漫画の場面では、アントワネットは、
後年、国民や政治に関心をなくし、
俗世間から遠ざかりたい為、
しばらく、かやぶき屋根の農民風の
生活様式に住居を移し、親しい者だけで
過ごすシーンがあります。

そのモデルの小屋も実在し、
そこに行くまでには、はやり、
宮殿からかなり離れてます。

そこには、見事に農民風の生活を
再現した水車小屋、馬小屋もあり、
現在も人が住んでいるような
錯覚を起こしそう。。。

穏やかな風が流れ、静かで、
のんびりした農民風の生活様子を
自然と受け入れる事が出来ます。

秋にパリの友人達と訪れましたが、
紅葉の季節で、木々の葉が黄色、
朱色、茶色がまざっりおり、
やさしい夕方の木漏れ日に
溶け込んで、とても雰囲気のある
散歩道にもなるんですよ。

友人曰く、秋のパリは、
特に恋人達に欠かせない
ロマンチックなシーズンだそうです。

さすが、パリ!すべてが絵になりますね。

○ワンポイント フランスの男性は、ロマンチスト。。。

パリの友人からの話ですが、フランス男性が、
好きな女性にアプローチをする場合は、
詩を書いてプレゼントしたり、花を贈ったり、
甘いお菓子を贈ったり、その人らしい、
ロマンスとユーモアーをふんだんに取り入れて、
愛を告白をするのだそうです。フランスの男性は、
かなりロマンチストですね。

(2007年02月16日)

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