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出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)

第21回 美術館めぐり ルーブル編

こんにちは。倫敦パンダです。

パリに滞在中は、ほとんどの
美術館を訪れてみました。

まずは、パリの友人の実家から
手軽に行けるルーブル美術館へ。

日本の美術館を想像したらいけません。

この大層ご立派な建物は、何の宮殿?
と言えてしまうほどの豪華絢爛な建物自体が、
全てルーブル美術館!

美術館の建物の中心にピラミッドがあり、
そこが入り口で、エスカレーターで地下に下がり、
館内に入っていきます。別ルートで、地下道から直接入る
入り口もあるのですが、やっぱりピラミッドから入りたいです。

ピラミッド入り口に至るまでに、すでに長蛇の列。
30分以上並びました。朝早起きして、早めに行かれた方が
空いてますね。たしか午前9時頃から開館。(曜日による)

美術館内は、地下から三階に至るまで作品が
展示されてます。所蔵作品は、30万点を
超えているようです。

ほんとうに広すぎて、一日いても飽きませんし、(美術好きなら)
全部は回りきれません。時間に余裕のない方は、
自分の好きな作品が、どの階にあるのかを
事前に調べてから訪れた方が、効率良いと思います。

作品は、ひとつ、ひとつの空間がバランスよく飾られており、
日本の美術館のように、作品の前に柵もないし、
お隣同士の作品を「ギュウギュウ」詰めて、並べていません。

見る側のマナーが自然に身についており、作品を
目の前まで来て、触ったり、じろじろ見る人は
あまり見かけません。

遠くから絵を「じーっ」と眺めて鑑賞しているのですね。
各部屋に大きな様々なデザインのソファーが、
部屋の真ん中にあるので、座ってゆっくり眺めてみたり。。。

マナーを守って、自分流に自由に作品を
楽しんで見ることが出来ます。

中学、高校の美術教科書に載っていた作品の
「本物」を直接に見る事の感動があります。

やっぱり、「本物」は味わい深いものがありますね。

○ワンポイント ルーブルの人気作品「モナリザ」は何処へ?

ルーブルの人気作品「モナリザ」は、以前は、フラッシュ無し
撮影も可能、唯一、柵が設けられていた作品。しかし、近年の
海外訪問者のマナーの悪さから、現在は厳重な柵で囲こわれ、
撮影禁止、作品もガラスで厳重に保護されています。
警備員も数人おり、他の場所とは雰囲気が違います。
「モナリザ」様は、大変高貴な方なので、あまり常設されず、
長期バカンスをお取りになることもあります。

(2007年01月26日)

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