戸田ゼミ通信アーカイブ トップページ >> 出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)

出会いは素敵な冒険(倫敦パンダ)

第15回  クリスマスの準備は? イギリス編

こんにちは。倫敦パンダです。

季節がら、クリスマスが近いので、
イギリス滞在中に体験したクリスマスの
お話をしたいと思います。

イギリスでのクリスマスの過ごし方は、
日本とは意味合いが全く違います。
日本では、どちらかと言うと
カップル重視のイベント的な感じがします。

イギリスでは、クリスマスは、一年で一度、
家族が全員集まって過ごす大切な日です。
丁度日本のお正月のような感じです。

どちらも、一年で一番大きなイベントの一つで
ある事は共通しているかもしれませんね。

イギリスでのクリスマスイメージは、夏が終わった頃から
クリスマスホリデイ等の広告が目に付き始めます。

クリスマスの準備は。。(全家庭が同じではありません)

1.プレゼントの用意と沢山の食料と飲み物を購入。
(冷凍保存しやすいもの)
2.クリスマスツリーを飾り、クリスマスカードの
受け入れスペースを作る。
3.クリスマスカードの準備、郵送したり直接渡したりする。
4.クリスマス前後の招く客に合わせて食事を考える。
5.クリスマス翌日、ボクシングデー(祝日)のパブでの軽食予約。

まだまだ、書き足りませんが、主な事を上げてみました。

プレゼントの買い物の準備が、重要でとても骨が折れます。
イギリスは、個人主義のお国柄なので、
プレゼントは、夫婦、子供、親戚、恋人、友人、
個々の希望の物を想像しながら、
それぞれに予算と相談しながら用意します。
もちろん、ペットも家族の一員なので、
犬や猫にも、プレゼントを用意します。

日本の様にお店でラッピングは、してもらえませんので、
(一部のお店でしてましたが、日本人の器用さ程ではない)

自分達でラッピングペーパーも様々な種類を購入し、
ラッピング後は、プレゼントに小さめのメッセージカードを添えます。
それとは、別にクリスマスカードを用意します。

25日前までに送る相手にプレゼントを渡し、
受け取ったプレゼントは、ツリーの下に
プレゼントを置いて、クリスマス当日まで待ちます。
25日まで開けることは絶対禁止!

さすがマナーの国、その掟はきちんと守られてます。

プレゼントが気になって不眠症に襲われ、
どうしても、がまん出来なくなり、時計が25日直後に
変わったと同時に、「プレゼントを全部開けてスッキリした!」
とイギリスの友人もおりました。(笑)

いずれにしても、25日は家族団らんの時間です。
エリザベス女王のクリスマスのお祝いのお言葉が
BBCチャンネルを回すと聞こえてきます。
日本の皇族と少し似てると思いませんか?

食前酒のシェリ-酒で乾杯!をし、クラッカーを鳴らし、
クリスマスプレゼントを目の前で全て開けて、
その後は、クリスマス料理を堪能しながら、
ステイ先の家族達と一緒に日本では味わえない
静かで温かいクリスマスを過ごさせてもらいました。

Merry Christmas for all of you!

皆様、楽しいクリスマスをお過ごし下さいね。

○ワンポイント あなたの街のクリスマスツリーの飾り付けは?

クリスマスの飾り付けにも、その年の流行があります。
イギリス滞在中は、リボンが流行ってました。
倫敦パンダの街のクリスマスデコレーションは、
青色がメインの飾りを多く目にします。
あなたの街のクリスマスは、どんな色で飾られていますか?
いろいろな所で、独自のクリスマスの様子を
知るのも楽しみの一つです。

(2006年12月22日)

筆者トップページへ戻る

アーカイブトップページへ