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枝葉末節、本末転倒(黒崎官瑛)

第11回 東京証券取引所に上場している中国企業

邱永漢さんの話題とはそれてしまいますが、
東京証券取引所に上場している中国企業の話です。

中国企業は、上海、深セン、香港の他、
ニューヨークやナスダック、シンガポールにも上場しています。
日本も負けじと、中国企業を上場できるように誘致しています。

現在、東京証券取引所で上場している中国企業は3社あります。
以下の表を参照してください。
・チャイナ・ボーチー(1412)
・アジア・メディア(2149)
・新華ファイナンス(9399)

現在(2008/02/14)のところ、3社とも株価がIPOの公募価格割れしています。
東証など日本の証券取引所に上場している中国企業の株を持つメリットとして、
・他の中国企業と比較して日本語の情報が手に入りやすい

デメリットとして
・上場撤退リスク
・会社四季報などの扱いが悪い

が挙げられると思います。

2008年2月25日に東証上場外国会社共同IR説明会を開催するそうですので、
参加してみるのも一考です(定員制ですので抽選が通ればですが)。

東証上場外国会社共同IR説明会は以下のアドレスを参照して下さい。

The IR Day(東証上場外国会社共同IR説明会)開催のご案内
http://www.tse.or.jp/rules/foreign/irday.html

ちなみに、チャイナ・ボーチーとアジア・メディアの決算は良かったようで・・・。

2008/02/15