戸田ゼミでお知り合いになった木嶋さんは、千葉で農業機械の会社をなさっています。
お仕事柄、農家の方とのお付き合いが盛んなので、よく千葉の農産品がいかにおいしいかというお話をしてくださいます。

その木嶋さんが、今年もおいしいスイカを送ってくださいました。
「虎太郎（こたろう）西瓜」という新しい品種で、まだ珍しいものです。
やや楕円形で中型。皮はしっかりと硬いのに、切ってみると、その薄さに驚きます。可食部が多く、捨てるところが少ないのです。
しっかりしているのは皮だけではありません、中身もです。スイカの一番の魅力はあの独特の、ザクッとした歯ごたえにあると私は思います。盛夏になると、よく、種の周辺がモロモロに崩れてしまっている無残なスイカを目にしますが、虎太郎西瓜はそういう部分が少ないのもポイントです。

私は、果物の中ではスイカと梨がツートップで大好物で、一人暮らしの頃にも丸ごと一個買っては、ごはん代りにしていたこともあります。
それが去年、初めて虎太郎西瓜をいただいて、その甘さと歯ごたえに驚きました。
自分の中の「スイカ満足度」が100％に達してしまって、結局、去年はスイカをほとんど買わずに済んでしまいました。
中途半端なものを食べると、おなかはいっぱいになっても心が満足しないので、かえって何回も買うことになりますが、あまりにもおいしいものを食べると心が満たされて消費量が減ることもあるのですね。

今回いただいた虎太郎西瓜は河野さんという方が生産されたもので、横浜マルナカ青果市場の仲買人ハマショウさんに総て出荷されているそうです。
スイカ好きの方は試してみてはいかがでしょうか。

横浜マルナカ青果市場　ハマショウさん
045-548-5010

2014/06/04