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お鍋の中と外(榑林未奈子)

第22回 帰ってきた餃子の皮

あけましておめでとうございます。
今年の年末年始は9連休と長く休めたので、心おきなくグダグダしまくって過ごしました。
とくに理由がなくても、休みたいと思ったら、これくらいの連休が取れるといいんですけどね。

さて。
第19回で、中華街の永楽製麺所が閉鎖し、我が家でずっと愛用してきた餃子の皮が手に入らなくなったという残念なお知らせをいたしました。
「もうあの皮を使った餃子が食べられない…」
という暗黒状態に陥りながらも、なんとか永楽製麺に匹敵する餃子の皮を見つけられないかと地道に探していたところ、意外な朗報が飛び込んできたのです。

それは、永楽製麺所が「永福」と名前を変えて再出発していたこと。
詳しくは東京新聞の記事をご覧ください。

「永福」南区で再出発 中華街の老舗「永楽製麺所」 (東京新聞)

昨年の11月に開店した新しいお店は、こちらです。

永福拉麺

売店商品のページにちゃんと「餃子の皮(大)300g¥320」と記載がありますので、近いうちに入手するつもりです。

この情報は、twitterで知りました。
私が餃子の皮と永楽製麺のことをしつこくツイートしていたのを、同じく永楽製麺所のファンで閉鎖を悲しんでいた方がリツイートして下さり、その方経由で新店舗オープンを知ることとなったのです。
やっぱり、興味のあることや大事に思うことは、ばんばん発信していると、いいことがあるようです。

ちなみに永福のことを知る前に、別の製麺所も見つけました。

大長軒食品工業

ここは注文に応じて、餃子の皮の直径や厚みをかなり細かく作り分けてくれる会社です。
個人的には、8.5~9cmで「アツ」の餃子の皮が、最も永楽製麺所の製品に近いように思いました。
しかし、サイズや厚みが同じでも、歯を当てた際の食感や伸びは違うので、小麦粉製品は奥が深いなあ、と改めて感じました。

2014/01/05