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融通無碍(久遠善行)

第15回 内観モード自然消滅

先の記事からだいぶ間が空いてしまいました。
ご心配掛けて申し訳ありませぬ。

年末年始に2度目の内観に行き、
再び大きな 感動を味わってきたのですが、
時は流れて2ヶ月もすると
味わった感覚は何処へやら・・という状況になります。

研修中は意識の矢印は自分の方、内側に向かってのものですが、
普段の生活では意識の矢印は自分から外側に向かっており、
自分の都合で物事を眺めてい ます(外観)。
なかなか、内観的な発想になることがありません。

1度目の時も、内観的な視点が自然消滅してしまっているので
こ の点、2度目の研修終了時に、先生にお尋ねしました。
「内観の効果を持続させるにはどうすればよろしいのでしょうか?」と。

先生 は「日常内観として、一日のおわりに、
・してもらったこと
・してかえしたこと
・迷惑を掛けたこと
の3点を簡単でよいので 振り返えるようにしてください。」とお答えくださいました。

アドバイスに従い、パソコンのメモ帳で記録してはおりましたが、
だんだんと忙しさに感けて記録が途絶えがちになります

その記録も、記録初日は「して貰ったこと」に
「○○の仕事を頂いた」
「○○ を調査してくれと頼まれた」と
タスクを感謝して受け取っているのですが、
数日もすると
「それは、仕事だから当たり前。」
「また、やっかいなの、自分のところに持ってきやがって・・」
という態度になります。

記録にあたり、
最初は、感謝して記録が、
そのうち、魂入れず記録だけ~になり
さらに、これは「して貰ったこと」に入らない。今日はナシ!となったりで
書かなくなっております。

一か月もするとこの記録ファイルを開くのに
「して返したこと」を記載したいが為に開く・・という
本末転倒な状態に・・・。

内観で得た効果をずっと維持することの難しさを感じて居る日々です。

子どもが内観を受けたお母さんとお話する機会があって、
内観から帰宅直後、子供は「お母さん手伝うよ!」だったのが
数日もすると元に戻っていた、「あれは何だったの・・」と嘆いておる方もおりました。

ただ、こちらの方の場合でも
またワタクシの場合でも完全に「元に戻って」しまっているとは思っていません。

ありがたい事に、当コラムと言う場を頂いております。
内観中に記録したメモにて
また、内観モードをを掘り起こしつつ書いてみたいと思います。

2010/03/18