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丘の上から(小日向次郎)

第81回 ベトナム株を始めたきっかけ ③

ベトナム南部の経済政策が先行していたのかはわかりませんが
少々時差が生じて政治首都ハノイと北部の開発も進んだように
見受けられます。

小生はどちらかと言うとハノイを中心とした北部で仕事を
することが多く、北部と南部の滞在割合は8対2でした。

南部の仕事も北部で打合せをすることがよくあるので、
政治の中心はあくまでハノイということになります。

現在持っているベトナム株の各銘柄は
2003年から2007年までに通ったハノイのことを
思い出して購入したものです。

銀行や保険会社は国の発展には不可欠なもの。
生活関連商品も建築鋼材も人口増加が明確で
ベトナムにはさらなる質量とも需要が見込まれます。

企業情報を得ることが少ないこの国での一番の情報は
街を歩くことだと思います。

銀行、保険、食品、鋼材や建築資材のブランドを
まず少しずつ買うことにしました。

ベトナム人の留学先として以前は東欧諸国やキューバなどの
共産圏だったと思います。

現在は欧州、オーストラリア、アメリカ、日本を含めて
世界中にいることから
これらの国々の経験を努めて勉強し理解し受け入れた上で
議論して政策を講じていくことでしょう。

適当と言われるかもしれませんが、
ベトナムは各国の経済発展を
比較的冷静に研究しており
自分たちに合った成長を模索しているように
思えます。 

長中期的な投資を今後も楽しみたいと考えます。 

2012/04/12