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小さなビジネスパーソンの小さな話(門間啓)

第71回 未来ノート1

2005年1月の香港セミナーのとき、
参加者の一人が、
若い人・これからがんばっていこうとする人に
アドバイスをくださいました。

その中のひとつに、
「夢や目標・やりたいことが胸に浮かんだら、
紙に書きとめておくことです。
紙に書いて、いつまでにやろうか、
どういう風にやっていこうか、
書いていくと、希望に近づきやすくなります。」
という主旨のことがありました。

何を隠そう、自分自身も数年前から
「未来ノート」とか「夢ノート」とか名づけて
自分の理想の未来を書き留める習慣がついていました。

そもそもは
「○○をがんばる!!」
と目標を立ててやる気満々になっても
その目標自体を忘れてしまって、
立ち消えになることがすごく多かったからです。

久しぶりに思い出したとしても
「あ、、、あ、そういえば(苦笑)
がんばりましょう、がんばりましょう」
とまた三日坊主、、、という塩梅で
いつまでたっても進歩途上で目標にたどり着かない、、、。

脳みそがシンプルにできていますので、
達成感や充実感がないものは
あまりがんばれないような、
そういう性格でもあり、
いつまでも目標が遠いと、
がんばる気力が薄れていく、、、。

まぁ、普通に意思が弱いわけです。

そんな自分の性質を知っていたので、
書き留めておく=「未来ノート」作成、
という知恵を編み出したわけでした。

ノートに書き出す時間は
自分自身との対話
——自分が何を求めていて、
何をしたがっているのか、
大切だと思うことは何か、
どんな未来を欲しているのか、確認——
する大切なひとときでもあります。

2005/11/02