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小さなビジネスパーソンの小さな話(門間啓)

第69回 感性を育む

では、自分らしい感性っていったい何?
感性感性・・・・・・ってとっても漠然としています。

「感性」とは
外界からの刺激に応じて、
何かを感じる力&知る力のことでしょう。

同じことを見聞しても
人によっては何も感じない人もいるし
腹が立つ人も、感激する人もいる。

仕事をしていて、感性の有無がものをいう場面は
実はものすごく、多いですよね。

そういえば、取引先の態度がいつもと違っていた、とか。
良くわからないけれど、同僚がいきなり怒りだした、とか。
顧客の要望を察してサービスしたら、とても喜ばれた、とか。

「ん?」とか「ピン!」とかひらめいたら
それに応じて対処できるから、、、
何も感じない人より、
何か感じたり知ったりできる人のほうが、
仕事が上手くいく、、、
理屈じゃなくて、
感性の部分で差がついちゃうのです。

理屈なんてこねているヒマに、
相手の声のトーン、顔の表情、目線、間などの
膨大な情報量の中から
感じることがいっぱいあるはずなのです。


ではではでは
「感性を豊かにするために、何をしたらいいの?」

たとえば、いつもの自分と
反対のことを取り入れてみたらどうでしょう。

年代の違う人、他業種の友人と多く触れる。
異性の意見に耳を傾ける。

まさか!と一瞬抵抗感じるようなことをやってみる。
ハーモニカを吹きます?
茶道でも始めます?
水泳なんてどうですか?
あえて違う好みの雑誌に目を通すのもいいでしょう。

そうやって、普段の自分の枠を
超えたことをやってみるうちに
感じる力が豊かになってくると
思うのですが、、、、、、。

2005/10/31