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小さなビジネスパーソンの小さな話(門間啓)

第60回 よれっとしている場合じゃありません

仕事のできる人が、見た目がひどいという事は
ないと思っています。
勤務中の自己プロデュース力もない人が
仕事ができるわけがないと思っています。

日常のことだから
毎日毎日ビシッとおしゃれに決めている
わけにも行かないですけれど。

かかとのすり減った磨いていない靴。
しみのついたネクタイ。
後ろが跳ねている襟。
うーん、、、かっこ悪いですね。

袖のまくり方、
上着の着脱、ボタンのかけ方、
文房具の選び方や、名刺の扱い方
にも美学があって、
最近は板坂元さんの『男の作法』という本で
刺激を受けました。

特別おしゃれをしなきゃいけないとか
お金かけて衣服を買い整えましょう
ということではないけれど
仕事というのは相手もあることだし
いつも相手から値踏みされている
(『コイツは信用できる相手か』
『契約を結んで大丈夫か』
『どれくらいのクオリティで遂行してくれるのか』
etc.
値踏みしている相手は顧客だけじゃないです、
上司も同僚も後輩もあなたのことを見ています。
それが自分の
世間からの評価ということになります。)
ことなので
あんまり無頓着でいて
無神経だとかだらしないとか
そういう評価をもらってしまっても
もったいないと思うのです。

よれっとしている場合じゃありません、
カッコくらいつけておきましょう。

2005/10/22