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小さなビジネスパーソンの小さな話(門間啓)

第37回 周囲の抵抗にあいます

なにかをしようと思い始めて
実行しようとすると
時には身近な人に反対されてしまう。

どうしたの、
おかしくなったんじゃないの、
なにか悪い影響でも受けたの、
ちょっと頭を冷やしなさい、etc.

あなたの身近な人は
いままでのあなたが好きなんだ。
だから、ずっといままでのあなたのままで
いてほしいと願っているんだ。

よく知っているはずのあなたが、
見知らぬあなたに
変化していってしまうことがこわいんだ。

あなたがその人を大切に思っているなら
どうしてそうしようと思ったか
どんなことをしようとしているのか
その結果どうなりたいと考えているのか
理解してもらえたら一番いい。

仮にいま理解してもらえなかったとしたら
実行した結果のあなたを
変化した後のあなたを
あらためてよくみてもらって
結果で証明するしかない。

あなたが自分を信じてやったことだったら
きっと、理解してくれるはず。

反対している人が
あなたにとってあまり重要でない人なら
外野の声に耳を貸さず
自分の思うとおりに進んじゃえばいいと思う。

あなた以外の誰も
あなたの人生の結果に責任を持ってくれない。

だれそれさんが止めろと言ったから
できなかったんだ、
そんなことは誰も聞いちゃいない。

あなたが変化したり
新しいことを実行するときに
起こる抵抗は
いままでのあなたが
周囲に受け入れられていればいるほど
大きいのかもしれない。

それほどのあなたならば
きっと新しいことをやっても
うまくいく。きっと。

周囲の抵抗なんかで
くじけちゃいけない。

2005/09/29