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小さなビジネスパーソンの小さな話(門間啓)

第126回 ファイナンシャル・プラン

1.毎月の生活にいくらかかっているのか。

2.臨時出費・特別支出を含めて
年間にいくら使うのか。

3.収入のうちいくらが使わずに残るのか。

これらは、ぜひ把握しておきたいですね。

ファイナンシャル・プランニングを
勉強したことがあります。
テストも受けていないので、
インチキ知識ですけれど、
勉強したことのいくつかは
へぇ〜、なるほどな〜、と
今でも役に立っていると思います。

やりたいことを実現できるように
経済的な面を整える手段として
ファイナンシャル・プランの作成は
面白いと思います。


表に、
西暦年、自分と家族の年齢を書き込んで、
住宅の取得
車の買い替え
子供の入学
家族での海外旅行
など、やりたいことをそれぞれの年に
記入していきます。

ここで、自分はどんな生活を送りたいのか
やりたいことはなんなのか
優先順位は?
など、あらためて考えたり、
家族と話し合ったりする
きっかけになると思います。

それぞれにかかる費用を調べて記入します。

そうすると、
長子の大学入学と次子の塾通いと
車の買い替えが重なる7年後までに
いくら用意しなくては〜、とか
毎年海外旅行にいくと
家の改築費が工面できないから
海外旅行は2年に一度にしよう〜、とか
早めに転職して収入アップしよう〜、とか
具体的にわかるというのです。

運用の仕方を迷うのも、
いつ何にいくら必要なのか
はっきりさせてからのことです。

3年後の車の買い替えは、、、
7年後の教育費は、、、
20年後の老後費は、、、
それぞれ、預け先も運用方法も
違う選択肢になりますね。

もちろん、昇給や金利は
見込みで立てますので、
現実と食い違うことも多々あるのですが、
「そのときになって、あわてる」
「お金の工面ができなくて、途方にくれる」
ということは防げます。
対策も早めに立てられますし。

このファイナンシャル・プランを立てるときにも
上記の1・2・3の数字がわからないと
手も足も出ない、ということになるのです。

2005/12/27