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小さなビジネスパーソンの小さな話(門間啓)

第123回 金がかからない生き物

何人かの戸田ゼミ生に聞いたところによると
独身でも既婚でも
男性でも女性でも
自分で家計簿なり金銭出納帳なり
つけている方が多いという印象を受けました。

一ヶ月に自分のお金が
どういう風に動いているのか
年間でどういう風に推移しているのか
知るのは非常に有益なことだと思います。

私がハッピーに職業選択をできているのは
『しょせん私はお金がかからない生き物だ』
とわかっているからです。

自分ひとりで、家賃の他に△万円
(あまりにも少ないので記すのが恥ずかしい…)
あればじゅうぶん生活できます。

光熱費・通信費・食費・生活雑貨・
仕事にいくのに恥ずかしくない身なりを整えるための費用・
外食やレジャー・冠婚葬祭etc.

それらをまかなって、だいたい月に
家賃+△万円くらいあれば何とかなるのだから
いざとなったら
コンビニやスーパーやファーストフードで
バイトしても生活していける、
というのが根本にあります。

だから、
不本意な仕事をイヤイヤやる必要はないのだ、
収入が少なくなろうが、
自分のやりたいことを仕事に選ぶのだ、
とおもえます。

収入の多寡ではなくて
自分のやりたい仕事を選ぶことができて
たまたま必要な分より収入が多かったら
その分は、『贅沢をする』か『貯金する』か
好きなほうに使うことができます。

基本的な生活費の規模を大きくしてしまうと
仕事選択の幅が狭まる上に
贅沢も貯金もできないのでは、、、。

そして、
生活費の規模はいったん大きくなってしまうと
なかなか縮小するのは難しいですね。

たまたま私は食べる量も少ないし
ブランド物とかお金のかかることに
興味がないので、お金のかからない人で、
良かったなぁとおもいます。

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ペニンショラホテルにも星が降って。

2005/12/24