戸田ゼミ通信アーカイブ トップページ >> 小さなビジネスパーソンの小さな話(門間啓)

小さなビジネスパーソンの小さな話(門間啓)

第117回 上手くいっている人のマネ

どうやったらいいんだろう?

経験の少ないうちとか、
経験(だけ)はあっても上手くいかないときとか、
何かもっと違う方法があるはずじゃないか
と思ったときとか、
ふと、「どうやったらいいんだろう?」と
悩むときがあると思います。

上手くいっている人の、
マネをしてみたらいいんですよ。
意味なんてわからなくてもいい。
効果なんか検証しなくてもいい。
とにかく、
まずマネし始めちゃったらいいんじゃないですか?

子供のとき、、、、
言葉とは何ぞや、とか
言葉を習得する意義とは?とか
効果的な言語習得方法、なんて
考えもせず
周りの大人の言うこと
オウム返しに繰り返して
マネっこして
たまにはまちがえながらでも
使っていくうちに
無事使いこなせるようになりましたよね。

「自分は納得しないと始められない」
「より効果的な方法を検討中」とか言って
言葉を使い始めない幼児なんて
見たことないですよね。

そういう感じで、いいんじゃないでしょうか。

自分で0から新しい方法を編み出さなくても
誰かが上手くやっている方法を
マネしてみて
それが自分にも上手くいくなら
上手くいっちゃっていいわけだし。
上手くいかないなら
自分流に改造していけばいい。
やってみて、初めてわかることは
たくさんあると思います。
やってみないと、気がつかないことも
いっぱいあると思います。

幸い、わたしたちが直面する問題の多くは
今までに多くの先輩たちが
成功も失敗も重ねてきたはずです。
人生そんなに長くないですから
失敗した人の経験を繰り返すよりは
成功した人の後をなぞって
その先の発展につなげたほうがいいと思うのです。

できるショートカットはしてしまって、
余った時間で
自分しかできないことをすればいいと思います。

2005/12/18