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夫は日本、私は上海(伊勢利子)

第8回 「マザーグースと三匹の子豚たち」

英語を習ってどうするの?と聞かれても
べつにたいした目的もなく、家事のあいまに
英語に触れることがとにかく新鮮でした。

この大好きな英語仲間といっしょに
あらたな目標を見つけるため
時間の許すかぎり、あらゆる講演会に
顔をだすようになりました。

すごーく、すごーく感動した!
もう、まったくつまらない!時間のムダ~!
など、それは、それは講演会といってもさまざまでした。

でも、何十回も出席していると
「これだっ!」という人に出会えるかも?
私の琴線にカーン!と触れる話が聞けるかも?

たった1回でもそのような会に出くわしたら
それは一生涯の得というものでしょう?

ありました!!ありました!
私の次の「えいやっ!」に結びつく出会いが・・・
それは、桐島洋子さんの講演会でした。

当時、子育て真っ最中の私には
彼女の結婚の話や3人の子どもの出産時の話には
ただ、ただ口をぽか~んとあけて
あきれかえるばかり・・・なんとすごい!

その後、出版されている彼女の本を全部読みました。
世の中には、なんと勇気のあるすごい女性がいるもんだ!
と驚きつつ、まぁ、私とはまったく違う人種だわ!
と自分かってに結論付けていました。

いまは子どもが小さいから何もできないと
思い込んでいた私でしたが、そんなことはないのでは?
ひょっとしたら、いや、やろうと思えば何かできるのでは?
と考え始めるきっかけになったのは、
その中の一冊「マザーグースと3匹の子豚」でした。

もう、だいぶ前に出版された本なので
ご存知ない方がほとんどだと思います。
でも、桐島洋子さんの3人の子どもたちは
それぞれにいま大活躍中ですよね!
ちなみに3人の子どもの父親はアメリカ人です。

娘の一人は桐島かれんさん!
最近では、4人の子どもにご飯を作るモデル
として活躍されています。また息子の桐島ローランドさん
もカメラマンとして活躍中ですね!

次回のコラムでは、女手一つで3人の子どもを
育て上げたその本の内容を簡単に紹介します。

私がこの本を読んだがゆえに、「えいやっ!」と
我が家の二人の子どもたちは、その後大変な目に
あわされるはめに・・・

2006/09/28