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華南で働く(大道寺健)

第24回 中国で亡くなった日本人

私が住んでいる深せんでは、ここ2週間ほど、20度後半の
気温に加え、ぐずついた天気で湿気が非常に高くサウナに
入っているような感じです。洗濯物も乾きにくく、
この間は、カバンにカビが生えてしまいました。

さて、こんな蒸し暑い深せんですが、以前見た記事で
興味深い記事があったので紹介します。

少し古いですが、NNAの今年1月27日の記事で、
中国で亡くなった日本人に関して掲載されていました。

記事によると、2005年に中国で亡くなった日本人は106人。
前年比11人増加しているとのこと。亡くなった方の所在地別に見ると、
上海領事館館内43人、北京大使館内29人、広州領事館館内19人。
亡くなった方の6割程度が、駐在者等の長期滞在者であるらしい。

死因について詳しくは書かれていませんでしたが、
酒を飲んで急に倒れた方の事例が記事になっていました。

現在、上海に、常駐している日本人は5万人を超えていると
言われています。更に短期の出張者を加えると更に数万人
増えるのではないでしょうか。

よって、一番日本人が多い場所だから、亡くなる方も
多いのだと思います。また、年々中国で亡くなる日本人は
増加しているようですから、政治の問題はあるにせよ、
中国に滞在する日本人も増えているんだと思います。

私も中国に滞在する一人として、この記事を読み、
病気も含め交通事故にも、本当に気をつけなければと
痛切に思いました。折角仕事で働きに来ているのに
死んでは何もなりませんから。健康管理も含め
気を付けて行きたいと思っています。

2006/04/03