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夢の上海(チャイひめ)

第40回 よく寝るということ

中国の人はよく寝ます。
夜は早く寝るし、昼寝もよくします。

中国では役所や国営企業の昼休みは長く、2時間くらいあるのですが、
たいていの人が家に帰ってゆっくりご飯を食べた後、ひとねむりして、
また出勤しているのです。

日系企業のように、昼休みが1時間弱でも会社でお昼寝をする人は多く、
うちの会社でも、お昼休みにはよく寝息が聞こえてきます。

というわけで、チャイひめもまわりの中国人に感化されて、
夜は早く寝て、お昼休みも5分から15分くらいの仮眠を取ることも多くなりました。

よく寝ると、体の調子がすごくいいので、
寝ることの大切さについて、中国に来てからよく考えるようになりました。

「寝る子は育つ」と言いますし。

ホリエモンがライブドアの社長をしていた頃は「毎日八時間寝る」ことを公言してました。
しっかり寝ておかないと、頭が働かないから、だそうです。

それから、ベストセラー『バカの壁』の中で、養老孟司先生は
起きている時間がすべてだと考える、超都市化された現代日本人の思考の中に
一種のバカの壁がある、と書いています。

フロイトによると人には「意識」と「無意識」があり、
無意識の領域は意識の領域に比べてとても大きく、
人が意識している「意識」は氷山の一角にすぎないそうです。

人が生きている間は、脳は絶え間なく動いているため、
「無意識」は自覚はなくても、人の脳の中に領域としてあるのです。

例えば、音楽を聴きながら本を読む場合、
本に熱中していくと、だんだん音楽が聞こえなくなってきます。
その間も音楽は流れているわけですが、意識の外に出てしまって、
その音楽は無意識の領域で認識しているということになります。

潜在能力とか潜在意識、というのも無意識の領域のこと。
無意識は普段は眠っていますが、何かあったとき意識の表面に出てきて
思いもかけない能力を発揮したりします。
火事場の馬鹿力などがその例だそうです。

・・・意識と無意識についての考え方は難しく、
チャイひめも書いているうちによく分からなくなってきましたが(笑)、
無意識の領域は、はっきりと認識することはなくても、大事らしいのです。

無意識の時間をよりよく、より豊かに過ごすことは、
意識の時間をよりよく、より豊かにしてくれる、ということだと思います。

ということは、無意識の最たる睡眠時間は大事なのではないかと思うようになりました。

中国人はよく寝る。中国人はパワフルで元気。
よく寝るということは元気の源の一つであると言えるでしょう。


チャイひめALBUMより〜凍る川〜

チャイひめALBUMより〜凍る川〜

2年前のちょうど今頃(11月中旬)、ハルピンで撮った写真。海のように見えますが、これは川の写真です。波のように見えているところは、なんと川が凍っているのです。川も凍る寒さ!11月のハルピンは最高気温が氷点下ということもしばしばあり、身を切られるような寒さです。

2006/11/16