戸田ゼミ通信アーカイブ トップページ >> 実験の日記の新聞(坊井重久)

実験の日記の新聞(坊井重久)

第128回 10年前の香港へ行った私

私が香港へ行ったのは、1996年の晩夏でありました。
そう、中国へ返還される前の香港です。
別に、そのトキを狙ったわけではないのです。
たまたま、学生時代の友人・S君に誘われて行くことになったのです。
S君も、海外旅行好きというわけではありません。
彼も、職場の上司に誘われたのでした。
しかも、職場の上司といっても、直属というわけではなく、
別の部署で知り合ったようで、どんな関係?といった感じです。

その職場の上司・Tさんと、旅行前に、
「こいつと一緒に行っても大丈夫か」というのを調べる、
“面談”というわけではないのでしょうが、
事前に、3人で呑みにいきました。

そのTさん、歳の頃、40代後半~50歳代といったところで、
お子さんは、高校生で、そのやんちゃさに、しきりと、
子育ての大変さを強調しておりました。

で、私が不思議だったのは、
「なぜ、わざわざ、特にメリットがあるわけでもない、
若造を一緒に香港へ連れて行くのか」ということでした。

実は、これには、別の理由があったのです・・・。

(2006年07月17日)

筆者トップページへ戻る

アーカイブトップページへ