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実験の日記の新聞(坊井重久)

第124回 不動産購入記5——マンションは終の棲家たるや?

30代半ば。
そう、人生後半へのとば口にあたる年代であり、

■老後

を意識せざるを得なくなる年代でもあります。
昨年、不動産を買う前に、母が、
「(私たち親が死んだら)おまえが独りぼっちで
老後を過ごし、老齢のためアパートを借りれなくなり、
住むところもなく、路頭に迷うことになるかもしれないと
思うと心配でしょうがない」
と、泣く泣く?言うのでした。

確かに、(実家はあるにせよ)、
相続(税)などでどうなるか分かりませんし、私もすごく不安になってしまいました。
そう、「終の棲家的なものも必要」と思えてきたのです。

しかし。
私が約60歳で築50年を迎えるマンションは、
とうてい、終の棲家には、ならないのでした・・・。

■どっひゃー(転ぶ音)、であります。

これが、ヨーロッパのように、100年も住めるような
造りをしていれば、OKなわけですが、
現在の日本のマンションの耐久年数は50年もてば
いいといわれています。
結果、今回のマンションは、終の棲家足りえませんでした。

まあ、どういう居住形態になるにせよ、
あと10年後あたりには、
本当に終の棲家足りえる何かしらの家を作らねばなりませんね。

(2006年04月18日)

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