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実験の日記の新聞(坊井重久)

第67回 『スーパーサイズ・ミー』を見ましたか? 3

引き続き「ネタバレ」になるかもしれないので、
これから見ようという方は、
読まないほうがいいかもしれません。

監督さんの身体が過酷な状況を迎えるにつれ、
アメリカの危機的な「食品事情」が
顕わにされていきます。
・アメリカ人の年々増加する肥満ぶり。
・ジャンクフード業界各社による
 大量の広告宣伝。
・幼児時代から宣伝を刷り込まれ、
 つい手に取ってしまう習慣化。
・ジャンクフード業界の
 学校の食堂市場への食い込みぶり。
 (手に負えない学生専門の学校では、
  校内からペプシなどの自販機を除去
  しただけで荒れなくなった、という)
こういう「実験映画」こそお手本になります。

(2005年10月20日)

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