戸田ゼミ通信アーカイブ トップページ >> 実験の日記の新聞(坊井重久)

実験の日記の新聞(坊井重久)

第17回 高い買い物をするとどういう行動をしますか?

若い労働力が、大学で4年間も実質的に生産も
何もせず、学ぶことだけを錦の御旗に、
ぼんやり生きることができるのは、
まあ「いいこと」です。

けれども、学者になるヒト以外に、その学び
も「机上の空論」でしかないわけです。
今思うと、ものすごくもったいないなあとは
思います。ぼんやりしていたのが。
実社会に出たことで、「大学の価値」が
身にしみて分かりますね。ああこれ勉強したいなあ、
ということがいろいろ出てきますから。

しかし、私は、あえて大学では単位を取ること
だけで十分だとして、大して「勉強」しませんでした。
せっかく高い買い物をしているんですから、
もっと根源的なこと、「自分は、何をやりたいのか」
を実体験を通して考えることに、重きを置いていましたし、
そう行動しました。

(2005年08月31日)

筆者トップページへ戻る

アーカイブトップページへ