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散歩しながら(ぼうちゃん)

第52回 たまにはラジオ

テレビが詰まらないから
たまにラジオを聴くとこれが結構面白い。

先日も小6の女の子が
人生相談といっては大袈裟ですが
日常生活の相談をしていました。
 好きな人に告白する言葉を教えてという相談でした。

そこでの回答者はなかなかよいことを言っていました。


言葉は一番大切です。
同じ感動を同じ時点で受け止めるのが
一番効果があります。
といって女の子に語りかけます。

例えば、「いただきます」とか
元気な声で言っていると、
それだけできっといい子なんだろうなと
思うじゃないですか。


「あなたがすき」ですとか、
「キミを僕のものにしたい」とか、
「世界のどこかで待ってる」とか、
そういうのはあんまり効果がありません。

「きれいだな、おいしいな、うれしいな」
ということが同時に感じあえる環境が一番大事。


だから、「好きです、嫌いです」という言葉ではなく、
いい言葉を使っている子は好きになれる。


「あの人ならこの言葉は好きだろうな」
と思った言葉を何気なく使っているときの方がドキンとします。
「あなたが好きです」というのは最悪な言葉です。


いっしょにいるときに同じ感動をする場面に
出来るだけいっしょにいる。
スポーツの応援でもいいです。
そうすると、使いあっている同じ言葉に
ドキンとすることがあります。


ひとりでご飯を食べてておいしいことはないです。
ひとりで野菜を食べているときは本当にさみしい。
やっぱり家族、好きな人といっしょのほうがいい。

二人っきり。

まずはふたりになること。
きれいな言葉を使いあうこと、
きれいなことに感動すること、
ふたりで声をそろえて感動してください。

回答者は女の子にこう語りかけていました。

 

こんな話は普段はまず
すれっからしの私のこころに響いて
くることはないのですが
この日はどうしたわけか
いいこと言うじゃないと感じたわけです。


暖かな日和で
今日はこの本読んでから
散歩に行って

日が暮れたらあの吟醸酒の
栓を抜こうという算段があったからだと思います。

それとやっぱり地震、津波、原発の被災地の子供たちのことが
チラチラしていたからです。

私の感受性は珍しく
全開だったようです。

2011/05/31