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散歩しながら(ぼうちゃん)

第103回  京都

正月は一週間ほど京都で遊びました。

三ヶ日が過ぎてから
新幹線で東京に出て
京都に向かったのですが

早くも新年の仕事が始まった
勤めの人々を見ると
遊んでいて良いのかなと
多少後ろめたい気もしましたが

ナニ、一年働いた褒美だと思い直して
仕事のことは忘れて楽しんできました。


京都は雪がちらほら舞う
寒い日に着きました。

数年前に来たときに比べて
外国人がめっきり減った気がします。

とくに大声で喋る中国人が少なく
町中やホテルの朝食などで
船を見送るような声で

わめき散らす中国の人々には
閉口した記憶があるから

今回は静かな印象でした。


初日は午前10時に京都に着き
ホテルに荷物を預けて

雪がチラつく清水寺へ。
修学旅行のような出だしです。


茶碗坂で
欲しかった薄手の盃を見つけて
衝動買い。


この薄手の盃に関しては
数年前にやはり京都の錦市場で

骨董の品でソレらしきものを見つけて
欲しくなり

もう少し薄いの、ないの?
と聞いたら

何言いよんねん、
これでもやっと探したんねん、
自分でお探し。

と京都弁で断られた。


そのとき以来の念願の盃ですから
有無を言わずに買ってしまいました。


三年坂を下っていくと
イノダコ-ヒ-の店を見つけ

雪も降るし体も冷えたので
さっそく入ることに。

言い忘れましたが
雪の京都を、雰囲気出して散策する
私の隣を歩くのは、

若い愛人ではなく
古い女房でございます。


喫茶の店は
我々のような年恰好の夫婦連れ
停年退職したような人たちが大勢いました。


注文したこの店のコ-ヒ-は
ミルクがすでに入ったのが来ました。

わたしはいつものように
最初はブラックで飲み

半分からミルクを入れて、
という自己流の飲み方を

諦めなくてはなりませんでした。


日が暮れて

八坂神社を抜けて行くと
祇園の料亭にあちこち灯がともりはじめ

いかにも京都の夜です。

私たちは木屋町三条上ル
予約してあった店にたどり着きました。

2012/01/08